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2020.06.02

<セミナーレポート>ナノユニバースの事例に学ぶ、自社EC比率を高めるSEO戦略

2020年5月に、弊社Webアナリティクス事業主催オンラインセミナー「ナノユニバースの事例に学ぶ、自社EC比率を高めるSEO戦略」を開催いたしました。
今回はそのイベントレポートをお届けします。

SpeeeのWebアナリティクス事業では、Webマーケターの成功を支援する、サーチマーケティングソリューションをご提供しています。
本セミナーでは、株式会社ナノユニバース様との取り組みの事例とともに、様々なお客様に接してきた知見から発見したECサイトで実施すべきSEO戦略をご紹介しました。

1. 国内ECの市況
2. ナノユニバース様のケーススタディ
3. ECのSEO戦略
4. ご参加いただいた皆様の声

 
 
1. 国内ECの市況

国内のEC化率は右肩上がりとなっており※図1、国も一体となって推進しています。
今回のコロナの影響でこの傾向に拍車がかかっており、特に店舗が多い企業様の場合、ビジネスそのものの変化を求められるような大きな変革の時期となっています。

図1:国内EC化率の推移

売上、EC化率が一定水準を超える弊社クライアント様20社のチャネル別流入構成比を調査したところ、33%で最も流入が多いのがオーガニックサーチでした。※図2
このデータからも伺えるように、ECの売上を向上させるために、オーガニック集客を強化している企業様は多くいらっしゃいます。

図2:サイト流入チャネル割合(売上・EC化率が一定水準以上の20社平均)

 
 
2. ナノユニバース様のケーススタディ

EC化率が高く、アパレルEC業界を牽引するブランドのひとつであるナノユニバース様。
弊社と4年間お取組をさせていただいた内容を凝縮し、EC×SEOのケーススタディとしてご紹介しました。

▼ご紹介内容

  • ナノユニバース様のご契約当時の課題
  • Googleの仕組みと、課題3つを説明
  • 課題の解決策
  • プロジェクトのロードマップ
  • 実行過程での問題
  • 実行過程の解決策
  • プロジェクトの成果

最も参加者の注目を集めたのは、実行の過程でぶつかる様々な障壁に関してで、ブランド視点とのバッティング、実装ディレクションや実装工数不足をどのように解決したかという部分でした。
その後のご質問やアンケートでも、この結果を出すまでの最短期間や、UI/UXとSEOのバランス調整など、具体的なプロジェクト進行についてもっと知りたいという声があがりました。

         

 
 
3. ECのSEO戦略

ナノユニバース様のケーススタディで具体的なイメージをつけていただいたところで、様々なECサイトで活用できる、根幹のSEO戦略を、初級編・中級編・上級編に分けてお話ししました。
Webアナリティクス事業では、まず初級のサイトヘルスチェックをすることが重要であると考えており、簡単にサイトの課題が特定できるヘルスチェックシートをご紹介しました。初級の課題を解決し土台を整えた上で、中級編・上級編の施策にお取組いただくことがポイントで、実際ナノユニバース様もこのフローに則っています。最初の1年間のお取組は初級の土台を整えることで検索順位が大幅改善し、その後中級編・上級編の施策に取り組み検索順位を保持してきたことをお話しました。

セミナー内でご紹介したヘルスチェックシートに関しては、参加者の皆様にお配りし「使ってみたい」というお声をいただきました。

         

 
 
4. ご参加いただいた皆様の声

セミナー後のアンケートで、すべての方にセミナー内容がご自身の課題と合致していたとお答えいただき、またほとんどの方が「セミナーの内容が役に立ちそう」とお答えいただきました。その他、アンケート以外にもご参加いただいた皆様からいただいた声をご紹介します。

  • ケーススタディが詳細で分かりやすく、イメージが湧いた
  • EC運営をやっていてよくぶつかるポイントが押さえられていて、実際にプロジェクトが動くために必要なことがわかった気がした
  • まずは初級編からやってみたいと思った
  • 戦略が体系的に語られていて分かりやすく、セミナー時間が短く感じた

今後も皆様のお役に立つセミナーの開催を定期的に行ってまいります。

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