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2019.06.11

マーケティング領域におけるブロックチェーン技術の応用に関する実証実験に向け、Datachainとの共同開発を開始

株式会社Speee(本社:東京都港区、代表取締役:大塚英樹、以下Speee)は、マーケティング活動の意思決定を支援するサービス「PAAM(Predictive AnalyticsAnd Marketing、パーム)」において、株式会社Datachain(本社:東京都港区、代表取締役:久田 哲史、以下Datachain)とパーソナルデータを安全に流通させるブロックチェーン技術の応用に関する実証実験に向け、共同開発を開始いたします。

PAAM_Datachain

■背景
近年、欧州のGDPR(General Data Protection Regulation:EU一般データ保護規則)やeプライバシー規則など、パーソナルデータは生活者のものであり、生活者の明示的な同意のもと利活用されるべきであるという考え方が浸透してきています。
一方、マーケティングにおいては、より広範囲で豊富なデータを扱うことにより、効率的に精度の高い施策を行うことが可能となります。

そのため、パーソナルデータを生活者の同意のもと安心・安全に流通させることができる仕組みが必要となってきています。
Speeeの提供する、マーケティング活動の意思決定を支援するサービス「PAAM(Predictive Analytics And Marketing、パーム)」においても、より精微なデータを収集・成形・解釈することで、より効率的にユーザーの反応や行動を予測することができます。

■方向性
今回、子会社であるDatachainが開発している独自のブロックチェーン技術をパーソナルデータ流通に活用することで、以下のような安心・安全なデータ流通の実現を目指します。

・ブロックチェーンを活用した、トラストレスなデータ取引
・データの取引履歴をブロックチェーン上に記録することで、ログの改ざん耐性と第三者検証可能な状態を両立した、透明性の高い取引
・中央管理者を介さず当事者間でのデータの取引を実現することで、競合利用、不正利用といった、意図しない相手へのデータ提供を防止

Speeeは、今後もデータ・テクノロジーを活用したビジネスデベロップメントを行っていく中で、PAAMやDatachainにおいても、更なる付加価値向上を目指してまいります。