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2017.02.02
Rubyコミッターの村田賢太氏が開発部R&Dグループに就任
株式会社Speeeは、このたび元株式会社リクルートホールディングスのエンジニアであり、Rubyコミッターの村田賢太氏が2017年2月より新設した開発部R&Dグループに就任したことをお知らせいたします。
(左)Rubyコミッター 村田氏 (右)Speee代表取締役 大塚
Rubyとは、弊社技術顧問のまつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語で、現在では世界中のWebサービスの開発で利用されています。Speeeはテクノロジーを通して社会に貢献できるサービスを創造することを目指し、各事業領域の課題解決に取り組んで参りましたが、2015年、より高速に仮説を検証可能な環境を模索し、大部分のサービスの開発言語をRubyに変更いたしました。
村田氏はこれまでRubyコミッターとしての活動や、SciRubyプロジェクトを通じたRubyのための科学技術計算基盤の開発、技術カンファレンスでの登壇など、業界の発展につながる活動を活発に行っておりました。今後はSpeeeでそれらの活動を続けながらRubyのエコシステムの発展に貢献し、Speeeの技術力向上を目指してまいります。
<略歴>
村田賢太/Murata Kenta
Kondara MNU/Linuxの開発をはじめ、いくつかのオープンソースソフトウェアの開発への参画を経て、2010年よりCRubyのコミッターとして、主にbigdecimalライブラリのメンテナンスを担当する。クックパッド株式会社 (2011~2016)。株式会社リクルートホールディングス (2016~2017)。2017年より現職。博士 (情報科学)。