外壁塗装について生成AIが一番答えていた情報は金額。しかし一番物足りなかったのも金額だった【ヌリカエ総研】

株式会社Re:Fact(本社:東京都港区、代表取締役:田口 政実)が運営する、外壁塗装の会社探しサイト「ヌリカエ」の調査研究チーム「ヌリカエ総研」は、外壁・屋根塗装の検討時に生成AI(ChatGPT・Geminiなど)を利用した全国の住宅オーナー108名を対象に、AIからの回答に自分が知りたい情報が含まれていたかを調査しました。
外壁・屋根塗装の検討で気になることは、大きく分けると「金額」「会社の信頼性」「工事内容・手続き」の3つに整理できます。今回はそのうち具体的な12の疑問について、AIの回答にその情報が含まれていたかを尋ねました。
AIが回答した情報に最も含まれていたものは「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」で91.8%でした。
ところが、情報自体はあったが、自分が欲しかった情報として物足りないと感じた項目も「自分の家に合った具体的な金額」で24.1%。次いで「見積もりの内訳が妥当かどうかの判断材料」19.4%と、金額に関わる2項目で43.5%を占めました。
自由記述では「家の広さが把握出来ていない」「一般的な情報ではなく詳細な情報が欲しかった」といった声が寄せられ、AIは、金額についての情報をもってはいる一方で、その答えは一般的な目安にとどまり、自分の家に当てはまる金額にはなっていなかった実態がわかります。AIが答えられるのは、あくまで一般的な目安まで。自分の家に合った答えは、結局のところ実際に調べてみなければ分からない、という結果となりました。
◾️調査トピックス
- AIで調べた方のうち「知りたかったにもかかわらずAIからの情報になかった」と答えた割合は8.2〜15.2%。12項目すべてで9割前後が何らかの回答を得ることができていた
- 情報としてAIが出したものは「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」91.8%で、12項目中最も多い。
- 逆に、「情報自体はあったが、自分が欲しかった情報として物足りないと感じた」項目の1位も「自分の家に合った具体的な金額」24.1%。「見積もりの内訳の判断材料」19.4%と合わせ、金額に関わる2項目で43.5%
- 自由記述でも「具体的な金額」「自分の家に合う情報」を求める声に集中。足りなかったのは情報の有無ではなく、自分の家に当てはまるかどうかだった
◾️調査結果詳細
外壁・屋根塗装の検討で気になることは、次の3つ・12項目に整理できます。これらの項目について調査をしました。
- 【金額まわり】自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額/見積もりの内訳が妥当かどうかの判断材料/追加費用が発生する条件/助成金・補助金が使えるか
- 【会社の信頼性】提示された会社の工事品質・評判の裏づけ/その会社が自宅エリアに対応しているか/資格・許認可・保険加入の有無/保証内容とアフターフォロー/手抜き工事かどうかを見分ける方法
- 【工事内容・手続き】塗料のグレードと耐用年数の違い/今すぐ工事が必要かどうかの判断/契約後に解約できるか/その条件
※ 3分類は今回の調査で新たに集計した区分ではなく、12項目を理解しやすくするための整理です。分類ごとの合算値は算出していません。
1. AIの回答に「なかった」情報は1割前後、12項目すべてで9割近くが回答を得ていた

外壁・屋根塗装の検討で知りたい12の情報について、生成AIの回答にその情報があったかを尋ねました。各項目についてAIに聞いた方を分母にすると、「AIの回答になかった」と答えた割合が最も高かったのは「保証内容とアフターフォロー」で15.2%(分母92名)。次いで「その会社が自宅エリアに対応しているか」「資格・許認可・保険加入の有無」がともに13.0%(同92名)、「提示された会社の工事品質・評判の裏づけ」が12.9%(同93名)でした。
最も低かったのは「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」の8.2%(同98名)です。12項目のいずれも1割前後にとどまり、およそ9割が何らかの情報を取得できていました。外壁塗装という限られた領域の質問であっても、生成AIはほとんどの問いに答えを返していることが分かりました。
2. 最もAIから情報を得ることができていた項目は「自分の家に合った具体的な金額」、91.8%
裏返して見ると、AIから情報を得ることができた割合が最も高かったのは「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」で91.8%(98名中90名)。次いで「見積もりの内訳が妥当かどうかの判断材料」90.6%、「助成金・補助金が使えるか」90.0%と続きました。
また、12項目のうちそもそも「AIでは調べていない」と答えた方が最も少なかったのも金額の項目(108名中10名)でした。金額は、最も多くの人がAIで調べ、最も多くの人が回答を得ていた情報だったことになります。
3. 情報自体はあったが、自分が欲しかった情報として物足りないと感じたのも「自分の家に合った具体的な金額」24.1%

12の情報のうち、AIの回答で物足りなかったものを1つ選んでいただいたところ、108名中「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」が24.1%(26名)で最多でした。次いで「見積もりの内訳が妥当かどうかの判断材料」が19.4%(21名)で、金額に関わる2項目で43.5%を占めています。「特に物足りなかったものはない」は13.0%(14名)でした。
回答が最も得られていた項目が、同時に最も物足りなかった項目でもあるという結果です。金額を選んだ26名のうち23名は、前の設問で同じ項目について「AIの回答にあり、役に立った」と答えています。役に立たなかったから物足りなかったのではなく、役に立ったうえで、なお、情報として足りないものが具体的な金額だったと考えられます。
4. 自分の家の話は、AIに聞いてもわからない
最も物足りなかった項目について、どのような点が物足りなく、どのような情報が欲しかったかを自由記述で尋ねたところ(任意回答)、金額を選んだ方からは次のような声が寄せられました。
「家の広さが把握出来ていない」/欲しかった情報:「具体的な金額」
「どれだけの費用になるか」/欲しかった情報:「自分の家にあった情報」
「具体的に何にどれだけ料金がかかるかの説明」/欲しかった情報:「金額の内訳」
「価格に関する具体性」/欲しかった情報:「できるだけ詳細な金額」
「情報量」/欲しかった情報:「個別具体的な情報」
「具体的に詳細な情報が足りないと感じた」/欲しかった情報:「一般的な情報ではなく詳細な情報が欲しかった」
具体的な詳細、自分の家に合った情報は、AIでは答えることができなかった、というお声が多数。
足りなかったのは情報の量や有無ではなく、その情報が自分の家の話になっているかどうかだったことがうかがえます。
◾️調査結果を受けて(ヌリカエ総研より)
今回の結果は、生成AIの回答が誤っていたことや、利用された方の調べ方が足りなかったことを示すものではありません。
本調査では、AIの回答が正しかったかどうかは確認しておらず、あくまで利用された方がその回答をどう受け取ったかを尋ねています。
そのうえで分かったのは、AIは金額についてきちんと答えていた、ということです。12項目のなかで最も多くの方がAIに金額を聞き、最も多くの方が回答を得ていました。それでも最も物足りないと感じた項目が金額だったのは、『返ってきた情報が一般的な目安だったから』だと考えています。
外壁塗装の金額は、家の大きさ、外壁の劣化の状態、足場のかけ方、選ぶ塗料によって変わります。目安の情報は調べれば誰でも同じ答えにたどり着きますが、その先の「自分の家はいくらか」は、実際に家を見なければ出せません。AIが答えられたのは手前までで、その先を求めた方が「物足りない」と感じた、という調査結果となりました。
ヌリカエは、審査を通過した会社のみを掲載し、工事後の口コミを公開しています。AIで目安を掴んだあとは、実際に家を見てもらったうえでの見積もりを複数比べていただければと考えています。
引き続き、専門アドバイザーによるご相談対応と、こうした外壁塗装における実態の調査・情報発信を続けてまいります。
◼️調査概要
調査名 :外壁・屋根塗装の検討における生成AI利用実態調査
調査主体 :ヌリカエ総研(株式会社Re:Fact)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査時期 :2026年7月・9月(2回に分けて実施)
調査対象 :外壁・屋根塗装の検討時に生成AI(ChatGPT・Geminiなど)を利用した全国の住宅オーナー 108名
有効回答数 :108名
※ 本調査は2回に分けて実施し、両方に回答した108名を集計対象としています。
※ 各設問の回答は、回答者ご自身の記憶と認識に基づくものです。本調査では、AIの回答内容そのものの正確性は検証していません。
※ 「AIの回答になかった」の分母は、その項目についてAIに聞いた方(「AIでは調べていない」と答えた方を除く、項目により88〜98名)です。「最も物足りなかった情報」の分母は108名です。
※ 工事金額は本調査の設問ではなく、ヌリカエに寄せられた見積もりデータに基づく目安です。
※ 構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※ 本調査結果をご利用いただく際は、「ヌリカエ総研調べ」と明記ください。
◾️ヌリカエについて
外壁塗装の会社探しサイト「ヌリカエ」
URL :https://www.nuri-kae.jp/
ヌリカエは「安心できる選択肢の中から、自分に合う会社が見つかる」外壁塗装の会社探しサイトです。情報の透明性を徹底するために、決算書の提出による厳格な審査や、工事後のリアルな口コミを公開しています。お客様のご希望に合わせて会社へお問い合わせができ、迷った際は専門家への相談も可能です。「外壁塗装の正解さがし、ヌリカエと。」をコンセプトに、納得できる外壁工事を支えます。
【ヌリカエ総研とは】
「ヌリカエ総研」は、外壁塗装の会社探しサイト「ヌリカエ」を運営する株式会社Re:Factの調査研究チームです。外壁塗装は十数年に一度の大きな買い物であるにもかかわらず、相場・工事の品質・塗装店選び・助成金制度など、生活者にとって「知りたいのに、まとまった情報がない」テーマが数多く残っています。
ヌリカエ総研は、こうした業界の見えない実態を継続的に調査・発信することを目的に、外壁塗装の相場・費用に関する定点調査、工事会社選びや助成金など、生活者が意思決定に迷いやすいテーマの実態調査、施工店側から見た業界の実態調査などを行っています。
ヌリカエ総研について:https://note.com/nuri_kae/n/nbc57c4baf9b2
◾️Re:Fact(リファクト)について
株式会社Re:Factは、2026年8月にSpeeeとSOMPOホールディングス株式会社の合弁会社として設立。「ヌリカエ」「リフォスム」「みんなのリペア」などを運営し、テクノロジーと全国の施工事業者ネットワーク、そしてSOMPOグループの顧客基盤を融合。両社の強みを活かしてユーザーに寄り添いながら、日常のリフォームから災害時の保険契約者の負担軽減、さらにはリフォーム業界の健全な発展に向け、「信頼・透明・迅速」を新たな標準とする事業を展開しています。
【提供サービス】
外壁塗装の会社探しサイト「ヌリカエ」(https://www.nuri-kae.jp/ )
水回りリフォームの比較サイト「リフォスム」(https://refo-sumu.jp/)
災害時対応の優良修理業者紹介サービス「みんなのリペア」
リフォーム会社向け営業支援アプリ「Budii」( https://budii.jp/ )
【会社概要】
社名 :株式会社Re:Fact
事業概要 :リフォーム・リペア領域のデジタルトランスフォーメーション支援事業
設立 :2026年8月
所在地 :東京都港区六本木三丁目2番1号
代表者 :代表取締役 田口政実
資本金 :1,006百万円
※株式会社Re:Factは、株式会社SpeeeとSOMPOホールディングス株式会社の合弁会社です
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。






